どこか懐かしい、、若い織り子さんのギャッベ達
イラン(ペルシア)は、5000年以上の遊牧の歴史があります。
イランの南西、ファールス地方。
カシュガイ族をはじめとする遊牧民は、数十頭のひつじを遊牧しながら
その毛を刈り取り、糸につむぎ、草木染めで染めて、織り上げて生活をしています。
織り物は床代わりのであったり、寝間であったり、袋などの用品であったり。
厳しいけれども、果てしない大自然のおおらかな世界で
独自の感性や色彩感覚、アート感を持っています。
そんな彼らののびやかなアート性に惹かれ、ゾランヴァリ氏が世界に発信しようと
品質管理を徹底して、近代ギャッベ、現在のギャッベが確立したのです。
芸術や絵画の様な、細やかなゾランヴァリギャッベの魅力が今は世界中で愛されています。
織り子さんは16~17歳ごろから50歳ごろまで織り続けます。
熟練の織り子さんの作品は本当にため息の出る細やかさです。
そして若い織り子さんは、母や姉に教わりながら
ゆっくりゆっくり上手になります。
そんな若い織り子さんの素朴で一生懸命なギャッベたちが
新入荷しました。
ほっこりかわいいギャッベ達に会いに来て下さいね。