ふうわりとしつつもしっかり受け止めてくれる、柘榴ルリバフ。
ご遠方ですが、いつも素敵なギャッベをお求め頂いてますK様。
今回は、「月日を越えての運命を感じる」ご縁をお繋ぎさせていただきました。
素敵なお写真と、敷く場所選びの経緯も
納得のメッセージとともに頂きましたのでご紹介します。
「子供の頃近所で見かけた、朱赤色の実と全く違う柘榴に会ったのはインドでした。
ぷっくりした実が割れて覗くのは、赤紫というより赤黒の粒々で、
実から外すのももどかしく集めたのを頬張ると、濃厚な甘味と微かな渋み。
指先を紫に染めながら堪能しました。
ガゼボさんとのご縁で柘榴柄のギャッベがある事を知り、
俄然興味が湧きましたが、既に自宅にあるギャッベとの相性を考えて、希望の色合いを待っていました。
そして、今度お迎えしたルリバフは、福々と丸みを帯びた柘榴たち、
しなやかな枝ぶりを埋める沢山の葉、更には可愛らしい2羽の鳥が羽を休めており、
姿の良い樹の周りをぐるりと柘榴の実が囲む、理想のデザインです。
地色だけが少し気になっていたのですが、届いてみると教えて頂いた通りで、
青灰色、銀灰色、苔色、光の具合でほんのり薄紫も見える艶やかな仕上がり、
一体どんな草木を使って染色したのだろうと想像が膨らみ、飽かずに眺めてしまいます。
当初はソファの前、コーヒーテーブルの下に、と考えていましたが、
それではこのうるわしい柘榴の姿が隠れてしまう、好きな時に寝転べない!と思い直して、
和室の中央に座ってもらい、「柘榴の間」が誕生しました。
実際、この1枚が届いて開梱し広げてみたら思わずゴロゴロしてしまい、
ふうわりとしつつもしっかり受け止めてくれる、酒井さんの説明にあった「包容力」のせいか、
引き込まれるようにうたた寝していました!
何気なく和室に入って、踏み心地や寝心地を確かめる毎日の嬉しさ、
この1枚が幸せを運んできてくれました。
ありがとうございました。大切に大切に、共に暮らして行きます。」
こちらこそ、ありがとうございます!
ショップに並んだ時から、柘榴の紋様のその美しさと圧巻の存在感がまさに溜息の存在でした。
日本のそれとは全く違う、熟れた大きな柘榴を、以前海外で実際に堪能されていたK様の元にお嫁入り!
柘榴のロクム(ロクム:ターキッシュ・ディライト。トルコの伝統スィーツ)を
なんとご自身で作られるK様。
絨毯が、ちゃんと嫁ぐ方をわかってご縁の糸を手繰り寄せたような気がします。
それにしても和室にギャッベは良いですね。
いつでもゴロンとして、その包容力に包まれ、パワーを受け取ってくださいね。
どうぞ永くご愛用くださいませ。